栗峰のルーツを訪ねて その2

栗峰のルーツを訪ねて その1から続き・・・

七立栗から遺伝子大きい栗の遺伝子は必ず出てくるというのは分かっていたのですがいつ出るかわからない。
四万十甘栗は突然変異で出たものだったそうです。

その後も谷脇先生は研究を続けられ、七立栗の登録栗800本を育てている中で2本だけ特性を持ちながら葉っぱが違うものを見つけられ、その2本を植えられたところ、実が大きくなっていったそうです。

隔年結果 心配ない。大きさは25グラムを切らない 大きいものは30グラム

高知大学の農学部が七立栗の特性があるかどうか調べてくださり、七立栗そのものとの報告がありました。

昭和60年(1985年)に七立栗として登録した親木から、七立栗大粒系が誕生(2005年)しました。
→  これが 栗峰の誕生になりました。

武田先生から「あなたが求めた大粒系の誕生」「私が50年かかったものを谷脇さん、あなたは 5~6 年でできた」。と言っていただきました。

命名  七立栗 栗峰

糖度はおよそ18度  実は柔らかく(糖度が20度のものもあった)

次回は
エル・ファーム大槻と「栗峰」