栗峰のルーツを訪ねて その1

「ざわつく金曜日」で絶賛された「栗峰」を開発されたのが、テレビでも紹介されました栗峰園四万十代表の谷脇 和道先生です。
2024年7月初旬、久しぶりに、四万十にお住まいの谷脇 和道先生を訪ねました。

訪問日は終日雨が降っていたため、四万十の夕景は幻想的でした。

先生はいつもと変わらず、にこやかに私の訪問を暖かく迎入れてくださり、七立栗に ついての武田先生との共同研究から生まれた「栗峰」についての貴重なお話をしてくださいました。

七立栗は年7回なって7回落ちる所から七立栗といわれていた。葉っぱごとに着果し、ひと枝100個実をつけるので一つは3グラム程度と極めて小粒の栗だった。その栗に武田先生が着目され、研究をはじられて47年目に谷脇先生と出会われたそうです。

当時、谷脇先生が武田先生に7回ほど会いに行かれたが武田先生からあまり話をしてもらえなかったそうでしたが、武田先生の奥さんから強い推薦があり、やっと話をしていただけるように。それを切っ掛けに武田先生から四万十町へ七立栗の苗木400~500本をいただけたそうで、それが四万十甘栗と栗峰の始まりだったとのこと。
1999年武田先生と谷脇先生が共同研究を開始され、3年後に四万十甘栗ができたとのこと。新種を世に出す時、毎年大粒の実ができるか、味が美味しいか、隔年結果はないかを調べ、栽培者が安心して生産できるものだけを送り出されているそうです。

次回は
栗峰のルーツを訪ねて その2